マコモ風呂とは 初心者でもわかる。マコモ風呂の作り方とは!? 最近、マコモのお風呂が一部の愛好家から注目されています。 本記事では、「マコモとはどんな植物か」、「マコモ風呂の作り方」、「どの方法ならマコモ菌が入っているのか」、など、マコモ風呂を自宅で楽しむために知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。 目次 1. 真菰(まこも)とは? 1-1. イネ科の植物としての真菰 1-2. 世界の穀物における位置づけと「菰米」 1-3. 北米の「ワイルドライス」との関連 1-4. 「神の草」と呼ばれる真菰の歴史と文化 1-5. 現代の主要な利用形態「マコモタケ」 2. マコモ風呂の作り方とは? 2-1. 真菰の草をそのまま、お風呂に入れる 2-2. 真菰の草を乾燥したチップをお風呂に入れる 2-3. 粉末の真菰をお風呂に入れる 2-4. 液体の真菰をお風呂に入れる 3. お風呂にマコモ菌はいるのか? 4. まとめ 1. 真菰(まこも)とは? 1-1. イネ科の植物としての真菰 真菰(まこも)は、学名で「Zizania latifolia」と呼ばれるイネ科の多年草です。湿地に生える丈の高い植物で、2m以上に成長することもあります。東南アジアで古くから自生し、日本でも縄文時代以前から生息していたといわれ、食用・神事・工芸など多岐にわたる用途で利用されてきました。 1-2. 世界の穀物における位置づけと「菰米」 イネ科というと、私たちがほぼ毎日食べている、お米(コシヒカリ等)をイメージする方が多いと思いますが、イネ科には、コメ属、小麦属、トウモロコシ属などの世界3大穀物だけでなく、オオムギ属、ライムギ属、などもあり、その中に、「マコモ属」もあります。 つまり、真菰(まこも)は、コメ、小麦、トウモロコシと同じように穀物の仲間で、食用としての歴史があります。 真菰は、お米のような実をつけるので、日本では「菰米」と呼ばれていました。「菰米」は、江戸時代くらいまで食用として使用されていた記録もあり、「菰米取調書」という文献も残されています。 (※ 国立国会図書館デジタルコレクションより転載 URL : https://dl.ndl.go.jp/pid/2561057/1/4) 1-3. 北米の「ワイルドライス」との関連 また、北米に生息しているアメリカマコモの学名は「Zizania aquatica」です。その実は「ワイルドライス」と呼ばれ、アメリカの先住民である「インディアン」が主食としていたともいわれています。ワイルドライスは、現在も日本国内の輸入食品店などで販売されています。 1-4. 「神の草」と呼ばれる真菰の歴史と文化 このように真菰は、食用として私たちの生活に必要な植物の1つでした。特に日本では食用だけでなく、その歴史の深さから、神事に使われたり、神社のしめ縄に利用されてきたため「神の草」とも呼ばれており、「日本神話」や「古事記」にも登場しています。 (※「神の草」のお話を詳しく知りたい方は、コチラの記事もご確認ください。) 1-5. 現代の主要な利用形態「マコモタケ」 また、現代の日本では、真菰の茎に「クロボ菌」という菌が寄生することで、茎が肥大化し、その部分が、「マコモタケ」という食材として流通しており、特に中華料理の高級食材として親しまれています。この真菰とマコモタケの違いについては、別の記事で詳しくご紹介します。 2. マコモ風呂の作り方とは? 2-1. 真菰の草をそのまま、お風呂に入れる このやり方が最も歴史のあるマコモ風呂です。 真菰は古来から「穢れを祓う植物」とされており、その草をお風呂に入れて、身体を清める習慣がありました 。 特に、出雲地方はこの習慣が現在も残っており、出雲大社で毎年6月に行われる「涼殿祭」では、見物客は儀式の中で使用した真菰の草を自由に持ち帰ることができ、その草をお風呂に入れると、無病息災や五穀豊穣になると伝えられています 。 端午の節句では、菖蒲(しょうぶ)湯で、邪気を払い、無病息災を祈ることが有名ですが、菖蒲の代わりに真菰を使用していた地域もありました 。真菰の草を香りを楽しんだり、神様を感じながら入浴できるというメリットがある一方で、自生している真菰の草を入手するのが困難なのが、デメリットです。 2-2. 真菰の草を乾燥したチップをお風呂に入れる 自生している真菰の草ではなく、草を乾燥させてチップ状にしたものをお風呂に入れて、マコモ風呂を楽しむこともできます 。 チップは茶葉のように乾燥しているため、長期保存が可能で、好きなタイミングで始めやすいのが魅力です 。ネットショップなどで比較的入手しやすく、自宅でマコモ風呂を始める方法として一般的です 。 2-3. 粉末の真菰をお風呂に入れる 乾燥した真菰を粉末状にして、それをお風呂に入れる方法でも、マコモ風呂を楽しむことができます 。粒子が細かいため、チップよりもお湯にしっかり混ざり、高い濃度のマコモ風呂を楽しむことができます 。より濃いマコモ風呂を求めたい方におすすめの方法です 。粉末の真菰もネットショップなどで、購入が可能です 。 ただし、粉末の粒子は、すべてお湯に溶けるわけではないので、浴槽の底に沈殿物として真菰が溜まる可能性があります 。その状態で、お風呂の追い炊きを使用すると、風呂釜が故障する可能性があるので要注意です 。 2-4. 液体の真菰をお風呂に入れる 風呂釜の故障を心配する必要がないのが、液体の真菰を使用する方法です 。液体なので、お湯に混ぜやすく、濃度の調整も容易なため、マコモ風呂を初めて試す方でも安心して楽しめます 。 こちらもネットショップなどで購入ができますので、気軽に始めやすい方法です。 3. お風呂にマコモ菌はいるのか? マコモ菌は、特定の製造過程を経て、商品に加えられる特別な菌です。そのため、真菰の草をそのまま使用したり、乾燥させただけの商品には、通常マコモ菌は含まれません。 マコモ菌に魅力を感じて、マコモ風呂を始める方は少なくありませんが、全てのマコモ風呂にマコモ菌がいるというわけではないので、要注意です。 では、どのマコモ風呂にマコモ菌が入っているのでしょうか? 結論からいうと、「製造元がリバーヴ社なら、マコモ菌が入っている」です。マコモ菌は、リバーヴ社が独自に管理している菌のため、流通しているマコモ製品の中でマコモ菌が入っているのはリバーヴ社の製品のみです。それ以外は、マコモ菌が入っていませんので注意しましょう。 ちなみに、リバーヴ社が管理するマコモ菌について詳しく知りたい方は、別の記事、「マコモ菌とは、どんな菌なのか?」をご確認ください。 4. まとめ 真菰は古来から、衣食住や神事で日本の歴史に深く関わっていた植物です。その植物をお風呂に入れることで、心や身体の邪気を払い、健やかな毎日を過ごせるかもしれません。手軽に始める方法もあるので、興味のある方は、一度マコモの世界を体験することをお勧めします。 また、「いきなりお風呂を試すのは少しハードルが高い」と感じる方には、手軽に始められるサプリメントという選択肢もあります。マコモの腸活に興味がある方は、お勧めです。